インフルエンザが流行る季節が迫ると、日本では予防接種が推奨されます。費用もそれほど掛からないため、医療機関の他、全国の会社や学校で気軽に受けることが出来ます。もちろん予防接種を受けるかどうかは個々人が決めることですが、周りの同僚や友人が皆受けている状況下では、断ることも難しいのが実情です。ですが予防接種も薬を体内に入れるわけですから、相応のデメリットを覚悟しなければなりません。しかも、そのデメリットを上回るメリットが見出せないという声も上がっています。どういうことでしょうか。

 1987年に群馬県の医師会が報告した調査結果によれば、「5年間に渡って調べても、予防接種の効果は認められない」というのです。この報告の与えたインパクトは大きく、7年後には集団接種が廃止されました。しかしその後も細々と至る所で続けられ、現在は再び息を吹き返しつつあります。効くかどうかよく分かっていない薬を平気で体内に入れているのですから、日本人の能天気さには呆れるばかりです。

 予防接種については少なくとも、「予防接種を受けても罹患し得る」という事実は知った上で判断する必要があります。また、「重篤な症状を防ぐことが出来る」という神話も信じてはなりません。厚生労働省のHPでは、「重篤化防止に効果があると『されている』」とありますが、この文言が曲解されて流布しているものと思われます。因みに予防接種に使われるワクチンの種類は、流行する前に選択されるわけですから、一種のギャンブル性を伴っているでしょう。予測精度は決して高くなく、ワクチンの対象であるタイプとは全く異なるウイルスが流行することも珍しくありません。

薬剤師として予防接種の知識も必要になるかもしれませんので、薬剤師求人を探している方は予防接種についても学んでみてもよいかもしれません。

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